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『橘クロえもん』は、橘中学校の2年生が企画・開発したスイーツです。大牟田というと、かつての“石炭”を想像する人も多いかも知れません。しかし他にも様々な地域産品、三池港の“光の航路”など、カラフルな資源が沢山あるんです。それを色んな人に伝えたい!という子どもたちの思いを地元のパティスリー・プランツさんの協力で製造、販売することになりました。『橘クロえもん』は、“橘”中学校、そして三池炭山を発見したといわれる“伝治左衛門”から名付けられました。地元への思いがたっぷりのったスペシャルなスイーツです!

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写真撮影 ふるいけ博文氏

TACHIBANA KUROEMON STORY

ここでは、『橘クロえもん』がどのような経緯で作られることになったのか
そのストーリーをご紹介します。
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リアル体験する
まちづくり

『橘クロえもん』は、大牟田市立橘中学校の2年生と地域の大人たちの手によって、まちづくりプロジェクト「ジュニアシティメーカー(JCM)」の舞台で誕生しました。JCMは、子どもたちにとっての新しい学びと気付きの場を提供しているOMUTA BRIDGE(おおむたぶりっじ)が手掛けるプロジェクトで、子どもたちと地域の大人が対話しながら地元の農産物を用いた商品をつくり、実際に販売するまでを体験します。自分たちの思いや考えを具現化することを学ぶとともに、自ら考え決定する力を育み、その成果を地域活性化につなげます。

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大牟田市立橘中学校は、2年生1学期に「総合的な学習の時間」を設けています。例年は大牟田市の企業に生徒が出向き、職場見学・体験などをしていましたが、近年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、実施が難しくなっていました。OMUTA BRIDGEは地元の企業・店舗経営者の協力を得て、校内で実施可能な「働く」をテーマにした体験学習を同校に提案し、先生方と協議・調整を進め実現しました。
“1st ステージ”の1学期は、2年生全員が商工会議所や地元の商工業者をはじめとした大人たちと対話を重ねながら、「大牟田の新しいスイーツ」を生徒たち自身が企画、プレゼンテーションするというものでした。様々なアイデアが提示される中、栄冠を勝ち取ったのは、石炭をイメージした黒いシュークリーム「石炭シュー」。それを地元のパティスリープランツさんが試作までしてくれました。生徒たちだけでなく、大人にとってもかけがえのない経験となりました。
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JCM
THE 2ND
STAGE

以上のようにファーストステージは、生徒たちのアイデアに富んだ新商品企画の完成、グランプリ企画の試作、さらに公民館での展示会にまで発展し、終了しました。さまざまな発見と学びに満ちた5日間でしたが、生徒たちの大牟田を盛り上げたいという思い、街の魅力を改めて感じたという声に触れることができたのも大きな喜びです。私たち自身も、子どもたちの創造力にあふれたアイデアを実際にかたちにしてみたいと思いました。セカンドステージでは、生徒たちが考えた企画を実際に商品化し、子どもたちにリアルに「働く」ことを経験する機会を提供します。少人数制の、より内容の濃いプログラムです。子どもたちが主体性を持って動けるよう、大人はあくまでサポート役に徹することは変わりません。まずは、生徒たちに参加を募ります。果たして本当に手を挙げてくれる子はいるだろうか、とドキドキしながら。
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メンバー募集、面接、そしてキックオフ

2021.8.20-9.11

「ジュニアシティメーカー」セカンドステージのゴールは、イオンモール大牟田の駐車場で開催される「がんばれ大牟田 秋の肉まつり」での商品販売に決定。キッチンカーが並び、ステージイベントも実施される大きなイベントです。その中で、プロの方々と並んで商品を販売することになりました。参加する子どもたちは、商品のブランディングから開発・販売までを体験します。今回も「パティスリープランツ」代表の末吉さんのご協力を得ることができました。8月20日、夏休み期間中ではありましたが、ファーストステージに参加した橘中学校の生徒に向けて、セカンドシーズンの参加者募集を開始。9人の生徒が手を挙げてくれました。8月30日、参加希望者に面接を実施。なぜセカンドステージに参加しようと思ったのか、そこで何をやりたいのかを聞きました。このプロジェクトは学校の授業ではありません。自ら手を挙げた子どもたちが、このプロジェクトを「自分事」として捉え、自分や他者の思いと向き合い表現できる場を、ともに創っていくことを最も大切に考えたからです。生徒たちの動機は実にさまざまでした。「人の前で意見を述べるのが苦手。もっと上手に自分の思いを伝えられるようになりたい」「自分たちの取り組みをいろんな人に知ってほしい」「大牟田の良さを発信したい」「考えた商品を実際に売ってみたい」緊張しながらも思いを語る生徒たちに、それぞれが大きなモチベーションを持って集まってくれたことを実感しました。そして皆が口をそろえたのは「ファーストステージが、大変だったけど楽しかった!」─それは、これからの展開に大きな活力と勇気を与えてくれる言葉でした。9月11日、生徒たちとキックオフミーティングを実施。まずは全員に参加した動機を述べてもらい、思いを共有します。人によって感じ方や考え方が違うこと、それを認めながら物事を進めていくのも、このプロジェクトの大切なプロセスです。この回では9人で一つの「会社」であること、一つの商品を生み出すことを皆で決定し、それぞれの役割を決めました。商品、広報、デザインのチームに分かれて、大人たちは各チームをサポートすることに。今後はオンラインも活用して進めていくことになりました。

参加を希望する思い(抜粋)

自分たちで考えたお菓子を実際に作ってみたかったから。総合の授業を通して自分も将来こんな仕事に就きたいと思い参加しました!
授業で行なった勉強の、より内容が濃くなった勉強が行ってみたいと思い、希望しました。授業は、とても頭を使い、難しい内容だったけどそれも楽しかったし、やりきったあとの爽快感や達成感もあの授業じゃないと味わうことができなかったと思うから。なによりいちばん楽しそう!!
今までお店で買ったことは散々あったけど、お店を営業する側としてやったことは今までなかったので、物を売る側はどれだけ大変かと思ったのですることにしました。
自分は、人と接したり、人前に出て話したりするのが苦手で、そこが自分の弱みだと思っているので、これを機会に完全に克服とまでは言わないけど、少しでも克服できたらいいなと思っています。
1学期にしたお菓子を考えたのが楽しかったし、初めてプレゼンをしたりして、また仕事の体験をしたいと思いました。公民館に模造紙を貼りに行ったり、総合でしたことを紙にまとめたりするのが楽しかったのでまたやってみようと思いました。
自分で進んで仕事をしたりして頑張りたいです。1学期に大牟田の特産品やポスターなど仕事の体験をしてみてとても楽しかったのでやってみようと思いました。また、みんなで協力して仕事体験をしたいなと思ったので参加しようと思いました。
学校の総合の授業でした大牟田の特産品を使ったお菓子作りでみんなで意見を出し合っていい商品を作るのがたのしかったです。自信をもって売れる商品を作りたいです。
この前した、おかしの企画書づくりが楽しかったのでまた参加をしてみたいなと思いました。

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会えないもどかしさ、つかめないかたち。それでも

2021.9.13-10.31

実際に集まることが難しい状況であったため、話し合いはオンラインがメインになり、それが障壁となる一面もありました。生徒たちの様子をしっかり確かめることが難しかったのです。進捗の状況が把握できず、もどかしい思いをしているときに、先生方から生徒たちが昼休みを利用して自主的に集まっていることを教えていただき、彼らなりに頑張っているのだと安堵することもありました。生徒たちは、商品企画を一から考える、そのプロセスをつかむこと自体に苦労したようです。どんなお菓子にするか、チラシにするか、こちらから少しヒントを提示してかたちが見えてくると、生徒からもっとこうしたい、これはどうか、とアイデアが湧き出てきます。さまざまなスイーツの案は出るものの、「何を作るか」がなかなかまとまらず、対話を重ねるうち、生徒たちは次第に「大牟田の魅力を発信できるもの、橘中ならではのものは何か」を考え始めました。最終的に求めたのは、「自分たちらしいものは何か」。生徒たちは、ファーストステージのグランプリ作品である「石炭シュー」をアレンジして商品化することに決めました。「石炭シュー」をベースに、さらに進化させたいという生徒たち。大牟田の魅力を伝えるにはどんなアレンジを加えるかを考えます。「特産品を使う」「明るい、楽しいイメージにしたい」「有明海に沈む夕日を表現したい」。さまざまなアイデアに加えて、ターゲット層、価格、販売数の設定なども織り込みながら「商品」に落とし込む作業が始まります。石炭を思わせる黒いシュー皮はそのままに、中のクリームには福岡県産「あまおう」を使い、夕日が有明海に輝く「光の航路」を地元特産のミカンを使ったジュレで表現。そして、シューに「目玉」を付けた「橘クロえもん」が誕生しました。作業も大詰め。末吉さんが試作した商品を試食して最終チェックします。パッケージ、チラシ、スタッフTシャツなどのデザインもみんなで検討を重ねて決めました。イベント主催者へ会いに行き、開催にかける思いや当日のルールを聞く機会も設けました。コロナ禍での開催のため、感染予防策も確認し合います。告知のためのインスタグラムも開始。イベント開催日がいよいよ迫ってきました。

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「橘クロえもん」を作る

2021.11.6

いよいよ販売イベントを1週間後に控えた11月6日、商品の準備に取り掛かります。生徒たちは末吉さんの店「パティスリープランツ」へ。ベースとなるシュークリームは末吉さんやお店のスタッフの方々が作ってくださいました。販売数は約300個。これに、生徒たちがチョコレートの目玉をくっつけていきます。一つ一つ手作業で付けた目玉がさまざまな表情をつくり、愛嬌たっぷりの「橘クロえもん」に。「変な顔になった〜」「かわいくできた!」と生徒たちも満足そう。透明袋に詰め、オリジナルのシールを貼ったら完成です!

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生徒たちと議論を重ねながら作った配布用のチラシとユニフォーム。デザイナーと一緒に商品ロゴからキャラクターも盛り込みながら、三池港「光の航路」のイメージで完成。裏には1学期の取り組みも。

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イベント当日

2021.11.13〜14

開催当日は天候にも恵まれました。この日のために準備したおそろいのTシャツを着て集合したメンバー。ついに2日間のイベントが始まります。テントや看板、のぼりなど、販売スペースの設営も自分たちで行い、商品を並べてスタンバイOK。橘中学校の先生方も応援に駆けつけてくださいました。事前に生徒たちがチラシをポスティング配布し、先生方は市内の小・中学校にチラシを配布していました。その甲斐あって、販売スタートと同時にお店の前には長蛇の列。1日目は150個をわずか24分で完売しました。あっという間ではありましたが、生徒たちにとってはいろいろと感じるものがあったようで、販売終了後に集まり、振り返りと改善点を確認し合いました。2日目は数を200個に増やして販売したものの、これも15分足らずで完売。大きな達成感とともに幕を閉じました。

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セカンドステージの成功のカギは「子どもたちがこの“仕事”を、いかに“自分事”として捉えてくれるか」。参加した生徒たちは、見事に応えてくれました。何よりの成果は、企画から当日の販売に到るまで、生徒たちが中心になって意見を出し合い、自分たちで決めて、自分たちで行動したこと。「話し合いが楽しかった」「大人みたいな体験ができた」そんな声が聞かれたことを何よりうれしく思います。

変わったのは 子どもたちだけじゃなかった
「大人たちの変化」

このプロジェクトは子どもたちが主役で、大人はあくまでサポート役です。しかし、進むにしたがって大人たちも、なんだか子どもたちの傍に立つ“別の物語の主人公”のように。
ファーストステージでは、手探りの中、先生方は見守りながら生徒たちを指導し、アイデアのヒントや模造紙の書き方、グループワークの方法、効果的な伝え方などを分かりやすく伝えていただきました。生徒たちが考えた商品を模型にしてくださったことも。先生方の力強い後押しは、活動の大きなモチベーションになりました。セカンドステージにおいても、それもイベントが近くなるにつれて、昼休みも返上して悩みながら話し合う生徒たちの一生懸命な様子に、授業の一環ではないにも関わらず、さまざまな面で協力していただきました。販売当日は学年主任の家永先生が売り場の側でお客様にこの取り組みを説明し、飛ぶように売れていく商品の残り個数を声を張り上げて伝えていらっしゃいました。また美術の林先生はみんながびっくりするような「橘クロえもん」の被りものを作り、ステージイベントでは抜群の注目を浴びていました。他にもSNSの発信に務めたり、バックヤードで商品の箱を折り、袋にスタンプを押したりと裏方作業を頑張っていただく先生方も。他のメンバーも同様です。子どもたちと直接会えないもどかしさを感じながらも、幾度となく熱い議論を重ね、進め方や子どもたちへの接し方を検討してきました。それでも、私たちにとっても初めての試み。先が見通せないことや、分からないことがたくさんありました。終了後に、もっとこうすればよかったと、悔しさを口にするメンバーも。大人たちの“本気”を垣間見た思いでした。「主人公は子どもだから、大人は関係ない」と思っている人は誰一人いませんでした。大人も子どもも、一緒に考えながら事にあたり、ともに悩み、ともに達成感を得ながらプロジェクト達成への道を歩むことができたのです。「このプロジェクトで、子どもたちのために自分に何ができるのか、ずっと考えていた。いろんな人たちとの対話の先に、自分たちのありのままの姿を伝えることにたどり着いた」そう語ったメンバーがいます。大人も子どもも、さまざまな関係性の中で「対話」と「共有」を重ねた先にその境地があると思います。「ジュニアシティメーカー」は、子どもたちの未来をつくる取り組みであると同時に、その家族や先生、地域住民、それら今いる大人たちに向けた取り組みでもあるのです。

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みんなの感想

商品決定までの話し合いは、自分にとって最高のものでした。みんなの意見をたくさん聞けて、自分では考えなかった案もあり、とてもためになりました。これでもかというくらい意見を交わし、考えた看板やのぼりの実物を見たときは、とても感動しました。このプロジェクトを通じて、“0”から“1”にするのは子ども・大人関係なく難しいことなんだ、「働く」とはとても大変なことなんだと身に染みました。やる気と少しの勇気でここまで良い経験ができるとは思っていませんでした。チャンスがあれば、また挑戦したいです。もっとたくさんの人に食べてもらいたい。他の味も作ってみたいな!

素材の選定から価格の設定まで、話し合いながら自分たちで決めていき、「橘クロえもん」が完成したのは本当にうれしいです。販売1日目はなかなかスムーズに動くことができず、お客さんを待たせることもあって反省しましたが、みんなで対策を話し合って、2日目はあらかじめ商品を箱に詰めておく、会計と接客を1人で担当して効率を上げるなど工夫して、改善することができました。たくさんの人に販売することができましたが、それでも並んで買えなかった人がいたので、また販売活動をやってみたいです。今回は大人のような体験をすることができて貴重な経験になりました。

話し合いや活動については、もう少し時間があればよかったなと思いますが、自分が担当したチラシは良いものができて満足しています。販売当日は、最初は戸惑うこともありましたが、作業の手を止めずにおおむねスムーズにこなすことができたので、自分の役割りを全うできたと思います。多くの人に来てもらったこと、クロえもんは即完売したことが、自分たちがやってきたことに間違いはなかったと自信になりました。列に並んだのに買えなかったお客さんも多かったので、またどこかで販売活動ができたらいいなと思います。できるだけ多くの人に自分たちの商品を届けたいです。

初めてのオンライン会議は、相手の反応が良く分からなかったり、返事がなかったりしてちょっとやりづらいなと感じたところもありました。それでも話し合いを進めていくうちに、みんなの考えが分かり、アイデアを出し合って自信が持てる良い商品ができたし、商品や広告に自分たちの伝えたいことを反映できていたと思います。イベント当日はあっという間に完売してしまって、自分としてはお客さんの呼び込みをもっとしてみたかったな。でも、自分たちの思いをたくさんの人に届けられてうれしかったです。

広報課の一員として活動しました。私が伝えたいイメージを紙にまとめると、デザイナーの方がその通りにチラシを作ってくださって、とてもうれしかったです。販売1日目は商品の箱詰めがうまくいかないこともあったけど、その失敗もみんなで話し合って2日目に改善でき、気持ちに余裕ができて笑顔で接客ができました。このプログラムで一番印象に残ったのは、一人一人の意見がとても貴重だということ。みんなで物事を決めるときも、1人の意見で流れが全く変わることもあるんですね。とてもいい経験ができました。このメンバーで取り組むことができてよかったです。

メンバーとは決められたミーティング以外にも、学校で昼休みに集まって話し合っていました。みんなとても真剣に取り組んでいたと思います。商品作りは苦戦したところもあったけれど、みんなで力を合わせて、良いものを作ることができたと満足しています。イベント当日はチラシ配りやお客さんの行列に間隔を空けるよう呼び掛けるなど、販売以外も頑張りました。不慣れな点もありましたが、たくさんの人に商品を買ってもらうことができてよかったです。「すごいね」「頑張ったね」と声を掛けてもらえてうれしかった。普通ではできないことを体験できました。

面接は初めてのことだったので緊張しましたが、できるだけ相手が聞き取りやすいようにはきはきと答えることを心掛けました。活動は商品、広報、パッケージと係を分けたので、多くのことを一気に進めることができました。みんなとたくさん話し合うことができたのもよかったと思います。イベント当日の問題点も、その日にみんなで検討して改善することができました。このプロジェクトを通して、たくさんの人と関わることができて楽しかったです。大人の人たちとたくさん仕事ができたのは貴重な体験でした。仕事の大変さとやりがい、達成感を味わうことができました。

ミーティングで自分の意見が採用されたときはうれしかった。みんなが力を合わせた橘クロえもんの出来栄えにとても満足しています。私は知らない人と話すのが苦手で、イベント当日も初めは大きな声を出せずにいたのですが、次第にいろんな人に「いらっしゃいませ」と声を掛けるのが楽しくなっていました。会場のステージに上がって、私たちのお店の紹介ができたのもいい思い出になりました。今回の活動自体には満足していますが、もっとたくさんの人に商品を届けたかったし、知ってもらいたいと思いました。これからも大牟田の良さを伝える活動ができたらと思います。

ミーティングでは、どんな商品を作りたいのか、みんなで活発にアイデアを出し合いました。でも実際にかたちにするのは難しいこともあり、解決策を考えるのは大変でした。それだけに、完成した橘クロえもんをお客さんが買ってくれるとすごくうれしかった。行列ができたのも驚きました。僕たちのような中学生の活動に、遠方からわざわざ買いに来てくださったり、いろんな方々が宣伝してくださったりしたことにやりがいを感じました。買えなかった方も多かったので、できればまた販売したいと思いますが、次も売れるかな?飽きられないかな?という気持ちも、実は少しあります。

保護者の感想

自らやってみたいと挑戦し、みんなで協力して成し遂げた達成感を得ることができたと思います。親として大変うれしく思います。

子どもがリモート会議に参加している姿は、とても興味深いものがありました。ただ、時間が長かったようですね。終わった後は疲れ切っていました(笑)。消費者の意見として私に質問してきて、あまりの真剣さにこちらが参ることも。いいものを作りたいという気持ちがとても伝わりました。

周りの人の話を聞く姿勢が変わったように思います。本当に充実した日々だったようです。

遊びではなく、お金を扱うこと、大人と話し合いをするという初めての経験。その緊張感んも含め、とても貴重な学びだったと思います。

一人ではできないことも、みんなでやることでできる喜びを得られたようです。

20分で完売は、買えなかった方々に申し訳なかったですね。次の課題としてがんばってください。この活動が橘中学校の伝統になればよいと思います。

この経験が子どもたちの夢に少しでもつながってくれるとうれしいです。うちの子は確実に影響を受けています。みんながクロえもんを食べてくれることが本当にうれしかったといっていました。将来はそんなお菓子屋さんになりたいなあ~と言っています。

地域に関心を持ち、地域の人と一緒に行動を起こすということはとてもすばらしいと思います。今後もこの活動が続いていくことを願っています。

【参加者のコメント】 (大牟田商工会議所 総務課長/山科敏彦さん)
本当に良かったのは、仕事をするって楽しいって伝えられたことです。それぞれを尊重しながら、チームワークで作り上げる仕事は楽しい!と思っていただけたなら良かったですし、将来の自分探しに少しでもお役に立てたなら幸いです。一方でこの事業を通じて僕にも気付きがあり、子供たちに感謝しています!
【参加者のコメント】 (大牟田市立橘中学校 学年主任/家永健三さん)
今回「一生懸命」「本気」で関わっていただいたからこそ、視野の広がりや学習意欲の向上など「一生懸命」「本気」で成長していく姿を生徒たちが見せてくれたのだと思います。生徒たちの可能性を信じて、本学習に協力していただいた方々に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
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